米パラマウント「幸福の条件」のリメイクを準備
2018年8月2日 11:00
[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズに新設された映像製作部門パラマウント・プレイヤーズ(Paramount Players)が、1993年に公開された「幸福の条件」のリメイクを準備していると、米Deadlineが報じた。
エイドリアン・ライン監督による「幸福の条件」は、金銭難の若い夫婦のもとに億万長者(ロバート・レッドフォード)が現れ、妻(デミ・ムーア)と一夜を過ごすことができれば100万ドルを支払うと提案。その申し出を受けたことによる愛憎ドラマを描く作品で、世界累計興行収入2億6600万ドルのヒットを記録している。
リメイクに際して現在、「ガール・オン・ザ・トレイン」のエレン・クレシダ・ウィルソンが脚本を執筆中だという。ちなみに、パラマウント・プレイヤーズは、会長兼代表取締役に就任したジム・ジアノプロスが製作本数増加のために立ち上げた新たな部門で、若い観客層をターゲットにしている。#MeTooや#StandUpなど女性の地位向上のための社会運動が盛り上がっている現代にあって、物語の設定がどのように翻案されるのか注目が集まる。