サリンジャーの伝記映画「ライ麦畑の反逆児」、生誕100周年の19年1月公開決定!
2018年7月19日 09:00
[映画.com ニュース]米作家J・D・サリンジャーの伝記映画「レベル・イン・ザ・ライ(原題)」が、「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」の邦題で2019年1月に全国公開されることが決定した。
19年1月1日に生誕100周年を迎えるサリンジャー。1951年7月16日に発表された「ライ麦畑でつかまえて」は時代を超えて若者たちを魅了し、世界累計発行部数6500万部を突破、現在も毎年25万部ずつ売れ続けている。日本でも村上春樹氏による新訳版が大きな話題となり、今もなお瑞々しい感動を読者に届けている。
20世紀を代表する名著を生み出したサリンジャーだが、その人生は謎に満ちている。今作は若き日のサリンジャーにスポットを当て、自身の作風を見出すために重ねた試行錯誤、社交界のセレブとの恋、恩師との運命的な出会い、第2次大戦の最前線で経験したトラウマを描きだすとともに、これまで語られてこなかった「なぜ絶頂期に表舞台から姿を消したのか」という謎に迫っていく。
サリンジャー役を演じるのは、「アバウト・ア・ボーイ」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルト。サリンジャーの才能を開花させた編集者ウィット・バーネット役をケビン・スペイシーが担い、「大統領の執事の涙」「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」の脚本を手がけたダニー・ストロングが長編監督デビューを飾っている。
「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」は、19年1月から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。