ポール・ラッドもワスプの活躍にタジタジ「アントマン&ワスプ」特別映像公開
2018年7月10日 18:00
[映画.com ニュース] 興行収入約7600万ドルのオープニング成績で全米週末ボックスオフィスの首位デビューを飾った、マーベルスタジオ最新作「アントマン&ワスプ」の特別映像が公開された。マーベル・シネマティック・ユニバース第20作にして、初の女性ヒーローがタイトルに冠された作品。アントマンとタッグを組む女性ヒーロー、ワスプに焦点を当てた内容となっている。
身長を1.5センチにできる特殊スーツでミッションに挑むヒーローを描いた「アントマン」の続編で、同じくサイズを自由自在に変化させるワスプことホープ・ヴァン・ダインを演じたエバンジェリン・リリーは、「この役を続投できてワクワクした」と笑顔で語る。「ワスプはとにかく“行動的”なの。常に動いていて、息もつけないわ」という言葉とともに、身体のサイズを自由に変えて飛び回り、文字通り、ハチのように敵をたたきのめしていく姿が映し出される。
ワスプの活躍に、アントマンことスコット・ラングを演じているポール・ラッドも苦笑い。「時々ふと思うんだ、“俺はなぜここに?”ってね」。「新作ではホープがスゴ腕を発揮してる」と、ワスプの存在感を明かしている。
映像には、ラッドとリリーの撮影風景も収められ、和気あいあいとしたチーム感が伝わってくる。2人はそれぞれ「ヤバい映画だ」(ラッド)、「瞬(まばた)きも忘れる迫力よ」(リリー)と見どころを語り、アントマンとワスプが小さくなるだけではなく、食卓用の塩の容器やハローキティのペッツのディスペンサーが巨大化するシーンも映し出される。アントマンが24メートルのサイズに巨大化するさまも盛り込まれて、スリルとスペクタクルと同時に、ユーモアもあふれる本作の特徴を捉えている。
「アントマン&ワスプ」は、ラッド、リリーのほか、マイケル・ダグラス、マイケル・ペーニャ、ミシェル・ファイファー、ローレンス・フィッシュバーンらが出演。謎の敵ゴースト役を「レディ・プレイヤー1」のハナ・ジョン=カーメンが務めることも話題だ。8月31日から全国公開。