サム・ライミ製作のホラー映画に「ホーンズ」アレクサンドル・アジャ監督
2018年5月19日 18:30
[映画.com ニュース]「ア・クワイエット・プレイス(原題)」のサプライズヒットを受け、低予算ホラー映画の製作に意欲を燃やす米パラマウント・ピクチャーズが新たに仕掛けるサスペンスホラー「Crawl(原題)」の監督が、「ホーンズ 容疑者と告白の角」で知られるフランスの気鋭アレクサンドル・アジャに決まったことがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
同作は、カテゴリー5の超大型ハリケーンが襲来した米フロリダ州を舞台に、浸水で家に閉じ込められた女性主人公が、自身と父親の命を救うため決死の闘いを繰り広げるサバイバルホラー。
「ザ・ウォード 監禁病棟」の脚本家マイケル&ショーン・ラスムッセンによる第1稿をもとに、アジャが自ら脚本を執筆、ホラー映画の巨匠サム・ライミが、クレイグ・J・フローレス(「パパが遺した物語」「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」)と共同でプロデュースにあたる。
2003年のスプラッターホラー「ハイテンション」で注目を集めたアジャ監督は、その後もウェス・クレイブン監督の「サランドラ」をリメイクした「ヒルズ・ハブ・アイズ」、スティーブン・キングの息子ジョー・ヒルによる小説「ホーンズ 角」を、「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ主演で映画化した「ホーンズ 容疑者と告白の角」など、ホラー/サスペンス映画の秀作を数多く放ってきた。直近では、リズ・ジェンセンのベストセラー小説を原作に、生まれてから9年間で9度も死にかけた少年を描く心理サスペンス「ルイの9番目の人生」でメガホンをとっている。