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◆2018/5/16更新
若松孝二の情熱がほとばしる!門脇麦×井浦新「止められるか、俺たちを」特報完成
新キャストも発表!
  白石和彌監督がメガホンをとり、主演・門脇麦、共演に井浦新を配して製作された「止められるか、俺たちを」の特報映像と劇中カットが、このほどお披露目された。

  本作は、2012年10月17日に若松孝二監督が死去してから約5年半、若松プロダクション再始動の第1弾として製作。1969年、「何者かになること」を夢見て、若松プロダクションの門を叩いた助監督・吉積めぐみ(門脇)の眼差しを通し、「ここではないどこか」を探し続けた映画人たちの怒涛の生きざまを描く。若松プロ出身の白石監督は「あの時代に強い衝動で社会と観客に刃を突きつけていた若松監督の映画作りは、映画を作っている僕たちだけでなく、現在の社会が失ってしまったモノが何かを知るヒントになると思いました」と本作への思いを吐露している。

  特報は、海辺でスタートの掛け声をかける若松孝二(井浦)の横で、まっすぐな目でカメラの先を見つめる助監督・めぐみの姿をとらえた撮影風景から始まる。映画が時代と共に全力で駆け抜けていた1960年代末、若松の映画製作にかける情熱が「俺はブチ壊したい、クソみたいな映画界も全部」というセリフからほとばしり、撮影では被写体となった女性から「若松孝二に殺される!」という衝撃的な発言が飛び出す。映像にも登場する劇中カットは、クランクアップ時の集合写真と、1969年当時に撮影された実際の写真だ。

  若松プロのメンバーに扮する新キャストも発表され、白石監督は「超個性派が集まりました」と説明。「断食芸人」主演の山本浩司が同作のメガホンをとった足立正生を演じ、岡部尚沖島勲役、大西信満大和屋竺役、タモト清嵐が秋山道男役、毎熊克哉小水一男役、藤原季節荒井晴彦役として登場し、伊島空、外山将平、上川周作、柴田鷹雄、西本竜樹も出演する。

  「まさか足立正生役を演る日が来るとは! 私は足立監督の作品に主演していたこともあり、気合いが入る撮影でした。ご本人が撮影現場に現れた時は、キモを冷やしましたが!」と振り返る山本、同じく岡部も「あの沖島勲さん役をやれるなんて! もう気合い入ってしまい沖島さんハチマキ巻いてます。必見です!」と興奮の面持ち。大西とタモトは「途轍もない畏れと歓喜の狭間で見つけた、変わったものと変わらないもの。暗闇の中でエンドクレジットを眺めながら、そんな事を考えていた」(大西)、「単に再現を目指すだけではなく僕なりの体感であの時代を生きました」(タモト)と述懐している。

  「ロマンが尽きない、最低で最高だったあの時代に僕はどうしても憧れてしまう」という藤原は、「僕は憧れを越えてとことん最低で最高になってやろうと思った!」と告白。脚本に書かれていた「若松は言っていた『映画を武器に世界と闘う』と。本作もまた、世界を撃つ映画になることを信じてやまない」という製作意図に感銘を受けた毎熊は「この言葉を真っ直ぐ受け止めて挑みました。今を必死で生きている現代の若者にも届く作品になれば嬉しいです」とコメントを寄せている。

  「止められるか、俺たちを」は、若松プロ出身の井上淳一が脚本を執筆。今秋に東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。

(C)2018若松プロダクション
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