マドンナ、シエラレオネ出身の黒人バレリーナ、ミケーラ・デプリンスの半生を映画化
2018年3月15日 11:00
[映画.com ニュース] マドンナが、アフリカ・シエラレオネ出身の若手バレリーナ、ミケーラ・デプリンスの半生を映画化する「Taking Flight(原題)」の監督を務めることがわかった。
デプリンスは、内戦下のシエラレオネで孤児となり、4歳のときにアメリカの養父母に引き取られた。実父は射殺され、実母は餓死したとされる。孤児院時代には、皮膚疾患のせいで「悪魔の子ども」と呼ばれていじめられたが、渡米してからバレエを始めてその才能を開花させた。アメリカン・バレエ・シアター付属バレエ学校を卒業後、ダンス・シアター・オブ・ハーレムを経て、現在はオランダ国立バレエ団のソリストとして活躍している。
米ハリウッド・レポーターによれば、MGMが2015年に映画化権を獲得した自伝「Taking Flight: From War Orphan to Star Ballerina(原題)」(14)をもとに製作。カミラ・ブラケット(「フアン家のアメリカ開拓記」「New Girl ダサかわ女子と三銃士」)が脚色を手がける。
マドンナが監督を務めるのは、「ワンダーラスト」「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」に続き、3度目となる。