“モテ王子”山崎育三郎の爆笑演技！入れ替わりコメディ「レオン」特別映像公開

(C)清智英・大倉かおり/講談社・ 2018映画「レオン」製作委員会

［映画.com ニュース］　韓国の人気アイドルグループ「KARA」の元メンバー、知英が劇場公開映画初主演を飾り、竹中直人と共演する「レオン」の特別映像が、公開された。ディズニーによる実写版「美女と野獣」の日本語吹き替え版で美声を披露した山崎育三郎が演じたキーキャラクターに焦点を当てている。

スマホマガジン「Hot-Dog PRESS」で連載され、単行本化もされた大倉かおり氏と清智英氏による人気同名漫画を映画化した痛快コメディ。地味な派遣OL・小鳥遊玲音（知英）と、女好きなワンマン社長・朝比奈玲男（竹中）が、同じ交通事故に遭遇。事故の衝撃で心と体が入れ替わってしまった2人が巻き起こす騒動を描く。知英、竹中、山崎に加え、吉沢亮、大政絢、斉藤慎二（ジャングルポケット）、ミッツ・マングローブ、原幹恵、河井青葉らが出演した。

本作で山崎が演じたのは、ヒロインの心をもてあそぶプレイボーイの税理士・日下。劇中ではミュージカルで鍛えたスキルをいかんなく発揮しており、キレのある体さばきと振り切った演技を披露している。映像では、モーリス・ラベルによる「ボレロ」にあわせて華麗なターンを繰り出して周囲の人間を驚かせるほか、キャバクラを訪れるシーンでは壁に斜め45度に寄りかかり、偶然出会った玲音にステップを踏んで近づき、さらには“壁ドン”を繰り出して口説くシーンや、バラを手に持ち「俺の邪魔は……させないよ！」と言い放つ爆笑シーンなどが収められている。

思い切りの良い演技を披露した山崎は、「自分にしか出せない色を出したいという気持ちがあったので、体のキレやしなやかな動きなど、ミュージカルの要素を少し取り入れました」と語っている。

「レオン」は、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の塚本連平監督がメガホンをとり、「ヒロイン失格」の吉田恵里香が脚本を手がけた。2月24日から全国公開。