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◆2018/2/14更新
是枝裕和監督最新作に池松壮亮、高良健吾、山田裕貴ら参戦!タイトルは「万引き家族」に決定
池脇千鶴、柄本明、緒形直人、 森口瑤子、片山萌美も出演
  日本を代表する映画監督・是枝裕和の最新作タイトルが「万引き家族」に決定した。また、池松壮亮高良健吾池脇千鶴柄本明緒形直人森口瑤子山田裕貴片山萌美という豪華な面々が出演していることも明らかになった。

  「誰も知らない」「海街diary」など、さまざまな"家族のかたち"を描き続けてきた是枝監督の長編第14弾。この10年間、考え続けてきたことを全部込めたと語る是枝監督は、タイトルへの思いを「企画がスタートした1年前から、僕のなかでいろんなタイトルが浮かんでは消え、結局最初に付けたタイトルに戻りました。実は、万引きする人たちのお話であると同時に、万引きされた人たちの物語でもあるという二重の意味を込めたタイトルなのですが、そこは出来上がった映画を見て頂くとご理解頂けるのではないか、と思っています」と明かす。

  物語の舞台は、再開発の波からとり残された古い住宅街。日雇い労働者の父・治(リリー・フランキー)と息子・祥太(城桧吏くん)は、親子ならではの連携プレーで万引きに精を出している。帰り道、団地で凍えている幼い少女・ゆり(佐々木みゆちゃん)を見つけた治は、思わず家に連れ帰ってしまう。突然、子どもを連れてきた夫に腹を立てる信代(安藤サクラ)だったが、傷だらけの少女の境遇を察し、面倒をみることに。祖母・初枝(樹木希林)の年金を頼りするその一家に、JK見学店でバイトする信代の妹・亜紀(松岡茉優)、そしてゆりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていた。

  「海よりもまだ深く」以来、2度目の是枝組参加となる池松は、亜紀が働くJK見学店の常連客・4番さん役。出演決定に際し「是枝監督には、何度でも作品づくりに関わりたいと思わせてくれる、作家性と力と人柄とユーモアがあります」と話し、撮影を「非常に短い時間で、名前もない言葉も発しないという役でしたが、いつまでもこのままいれたらと思ってしまうような豊かな時間をいただきました。是枝組はいつでも高尚な映画作りをされていて、とても安心します」と振り返っている。

  憧れの是枝組に初参加した高良は、一家の"仕事"を捜査する刑事・前園巧を演じており、「これが是枝組かという演出を経験でき、興奮しました。現場に入ると必ずある緊張感とも、いい距離感で接することができたのは、是枝組の雰囲気のおかげだと思います。是枝組の子役の子たちと芝居ができたのも自分の力を試されてる気がして、参加日数は少なかったのですが貴重な経験でした」としみじみ語る。同じく初参加で刑事・宮部希衣役の池脇も、「監督は現場でセリフを追加して、そのセリフを他の俳優さんがアドリブで答えるという、生の反応を欲しがる方なんだなと思いました。そしてそれをとても楽しんでやられていて、どう転んでも正解ということもわかった上で、すごく絶妙な質問を書かれたり、生きたお芝居を、各々が持っている感性を引き出されるのかなと思いました」と述懐している。

  役を生きた俳優陣の姿に、是枝監督も納得の様子。池松には「色気があるんですよね。佇まいに。声がまた魅力的で。なのに今回は極端にセリフの少ない役をお願いしました。それでもやはり、存在感は抜群でした」、高良には「デビュー直後くらいに一度お会いしていて、真っ直ぐな瞳が印象的だったんですが、澄んだ瞳は健在でした。この物語の『家族』に出会い、彼自身が内包する『正義』が揺らぎ、刑事からひとりの父に変化する、その表現は見事でした」、池脇には「笑顔の本当に素敵な女優さんで、かねてから注目していましたが、近作だとガラリとそんな先入観を吹き飛ばすような『そこのみにて光輝く』の演技が圧倒的でした。今回は、感情を抑えた役で、笑顔は一度だけでしたが、やはり素敵でしたねえ」とコメントを寄せている。

  「万引き家族」は、6月から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。

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