米SHOWTIME「ツイン・ピークス」継続に前向き
2018年2月13日 19:00
[映画.com ニュース]25年ぶりに新シーズン復活が大きな話題を呼んだ「ツイン・ピークス The Return」が継続する可能性が出てきたと、エンターテインメント・ウィークリー誌が報じた。
「ツイン・ピークス The Return」は全18時間のリミテッドシリーズで、デビッド・リンチ監督が共同クリエイターのマーク・フロストと脚本を執筆。リンチ監督が全エピソードでメガホンをとっている。すでにリミテッドシリーズとしての最終回を迎えているものの、継続を望むファンは多い。
そんななか、同番組を制作した米有料チャンネルSHOWTIMEが興味深い発言をした。同局で番組編成のトップを務めるゲイリー・レビン氏は米テレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーに参加。同作継続の可能性について聞かれ、「『ツイン・ピークス』を手がけることができて、我々はみんなゾクゾクした感動を味わっています。作品は素晴らしく、ファンの反応も熱狂的。デビッドがいつ続きをやりたいと思うのか、私にはわかりません。しかし、マークとデビッドが『ツイン・ピークス』について、あるいは、別の企画についてアイデアがあるのでしたら、ドアはいつでも開かれています」と語っている。
「ツイン・ピークス The Return」の全米での視聴率は低調だったものの、SHOWTIMEへの加入者増加に大きく寄与したと言われている。継続するかどうかは、リンチ監督次第といえそうだ。