吉永小百合主演「北の桜守」メインビジュアル完成！堺雅人、阿部寛ら豪華キャスト集結

2017年12月29日 08:00

(C)2018「北の桜守」製作委員会

［映画.com ニュース］　吉永小百合の120本目の出演映画「北の桜守」のメインビジュアルが、このほど完成した。吉永を中心にして、現在の邦画大作の主役を担う名優たちが一堂に会した超豪華な仕上がりとなっている。

「おくりびと」（2008）で米アカデミー賞外国語映画賞を戴冠し、二宮和也主演「ラストレシピ　麒麟の舌の記憶」も手がけた名匠・滝田洋二郎監督がメガホンをとる今作は、北海道を舞台にした「北の零年」（04）、「北のカナリアたち」（12）に続く“北の三部作”の最終章。戦中から戦後にかけて北の大地で懸命に生きた江蓮てつ（吉永）と、アメリカで成功をおさめ帰郷した息子・修二郎（堺雅人）の生涯を描く。

公開されたメインビジュアルには、てつ役の吉永、修二郎役の堺に加え、修二郎の妻・真理を演じた篠原涼子、苦難に満ちた日々を送る江蓮親子を優しく見守る山岡和夫役の岸部一徳、菅原信治役の佐藤浩市、てつの夫・徳次郎に扮した阿部寛の姿を活写。日本映画界を支える名優たちが、大戦末期から高度経済成長期という激動の時代を生き抜いた“親子の物語”のなかで、どのような心揺さぶる演技を披露するのか期待が高まる。

吉永らのバックに広がる北の大地の光景も目を引く。上部には、北海道の厳しい自然を象徴するような雪原が広がり、下部には美しい桜が咲き誇っている。冬から春にかけての時の流れが表現された趣のあるデザインだ。

「北の桜守」は、18年3月10日から公開される。