大友啓史監督、川村元気の小説第2作「億男」を映画化!
2017年12月13日 16:30
[映画.com ニュース] 「るろうに剣心」シリーズや「3月のライオン」で知られる大友啓史監督が、映画プロデューサー・川村元気氏の小説第2作「億男」を映画化することが発表された。
「億男」の映画化は12月13日、東京・日比谷の東宝本社で行われた同社の2018年度ラインナップ発表会で明かされたもの。数多くのヒット作をプロデュースした川村氏は16年、デビュー小説「世界から猫が消えたなら」が佐藤健&宮崎あおいの共演で映画化され、興行収入約12億3000万円を記録している。今作は累計発行部数20万部を突破しており、既に中国での映画化も決定している。
宝くじで3億円を当てた図書館司書の主人公・一男が「お金と幸せの答え」を模索する、30日間の冒険を描く。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、大富豪になった親友・九十九を15年ぶりにたずねる。だがその直後、九十九が失踪する。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツら、多くの偉人たちの言葉を潜り抜け、人間にとってお金とは何かを問いかけていく。
なお、この日のラインナップ発表会では、月川翔監督がメガホンをとる「響 小説家になる方法」の映画化、細田守監督の3年ぶりとなる最新作「未来のミライ」などが発表された。