「グレイテスト・ショーマン」NYプレミア開催！H・ジャックマン「生まれたことを誇りに思える映画」

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［映画.com ニュース］　ヒュー・ジャックマンが「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた実在の興行師を演じたミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の米ニューヨークプレミアが12月8日（現地時間）に行われ、ジャックマンに加えてザック・エフロン、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、キアラ・セトル、マイケル・グレイシー監督、「ラ・ラ・ランド」でも音楽を手がけたベンジ・パセック、ジャスティン・ポールが結集した。

妻と2人の娘を幸せにしたいと願うバーナム（ジャックマン）が、さまざまな個性を持つ人々を仲間に引き入れ、唯一無二のショーを作っていくさまを描く。エマ・ワトソン主演の「美女と野獣」で監督を務めたビル・コンドンと、米大ヒットシリーズ「SEX AND THE CITY」で製作総指揮・脚本を担当したジェニー・ビックスが共同で脚本を手がけた。

バーナムがキュナード客船を利用して米ニューヨークとイギリス間を航海したことにちなみ、クルーズ客船「クイーン・メリー2」の船上でプレミアを実施。ジャックマンは、「本作は思いやりに満ちた、感動を呼ぶ楽しい作品で、人を笑顔にする。人はこの音楽を覚えてしまって、頭から離れなくなるだろうね。音楽が並外れてすばらしい。それに多様性を受け入れることや、忍耐といったすばらしいメッセージもあるし、完璧な要素をそろえた作品だ」と確固たる自信を見せ、「オリジナルのミュージカル映画を作ろうというガッツのあるスタジオで仕事をするのは楽しかったよ。本作は人々の胸をいっぱいにしてくれ、人は立ち上がって笑顔になり、元気いっぱいになるだろう。この世に生まれたことを誇りに思えるような映画だ」と語った。

バーナムの相棒となる劇作家フィリップを演じたエフロンは、「（実在の）P・T・バーナムは、さまざまな人種や容貌の人たちに自由という勇気を与え、スポットライトを浴びることを楽しみ、ありのままの自分を受け入れる機会を与えたんだ。これは今の人たちにとって、大切なメッセージだと思う」、「スパイダーマン　ホームカミング」の好演が記憶に新しいゼンデイヤは、空中ブランコのパフォーマー、アンに扮しており「映画を見て、とにかく、楽しいと思った。それが私の頭に最初に浮かんだ言葉よ。皆さんには、映画を見終わって笑顔になってほしいと思っているわ。それに『愛』ね。これは受け入れる気持ちを描いた作品。ストーリーの大きな部分は、自分の心に従うことよ」とエモーショナルな物語について語った。

「ミッション：インポッシブル　ローグ・ネイション」や「ライフ」で知られ、本作ではスウェーデン人のソプラノ歌手ジェニー・リンドを演じたファーガソンは、「この映画の撮影は本当に楽しかったわ。完成した映画を見てとても楽しんだ。だから、本作を見た人には私が経験したのと同じように楽しんでもらいたいと思っている。本当に圧倒されたの」と述べた。

「グレイテスト・ショーマン」は、2018年2月16日から全国で公開。