神田沙也加、映画「ムーミン」ナレーション務め「ムーミン谷の皆と存在できて嬉しい」
2017年12月2日 12:30
[映画.com ニュース] 世界中で愛される「ムーミン」のパペットアニメーション映画「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」の公開記念セレモニーが12月2日、東京・松屋銀座で開催中の「MOOMIN パペット・アニメーション展」内で行われ、日本語版ナレーションを務めた神田沙也加、主題歌を担当した豪州出身の歌手サラ・オレインが出席した。
ムーミンが生まれて初めて“クリスマスさん”を迎えるために奮闘する姿を描くパペットアニメーション。この日から全国33スクリーンでで封切れており、神田は「ムーミン谷の皆と存在できたことが嬉しい」と声を弾ませ、「ムーミンにも会えて、もふもふな感じがすごくかわいい。今作を通してもっと大好きになりました」と大喜びだ。
さらにムーミンの奮闘ぶりについて、神田は「本当にピュアで、愛おしいですよね。キュンキュンかわいいです!」とニッコリ。大きく頷いていたオレインも「子どもがサンタを信じることに近いですよね」と同意を示し、「去年のクリスマスごろに主題歌を録音していました。やっと公開、この日を待っていました」と思いを馳せていた。
また同展は、日本初展示のパペット15体やセットの模型など貴重な資料の数々を紹介しており、現時点で約1万人が来場。神田は「入り口からムーミンの世界に引き込まれる。始まったばかりなのに1万人以上が来場したと聞いて、日本でも大人気だとあらためてわかりました」と語り、オレインも「かわいらしいムーミンもいれば、どこかでダークな要素もある。ムーミンの全ての良さが楽しめます」とアピールした。
映画で使用されたパペットも展示されており、神田は「この子たちが動いていたと思うと、すごく感慨深い。間近で日本で見られることに感動しました」と目を細める。オレインは「日本で見られるなんて! 映画スターに会えたかのような感動があります」と感激の言葉を並べ立てた。「MOOMIN パペット・アニメーション展」は12月11日まで開催。