岸井ゆきのが葛藤する「おじいちゃん、死んじゃったって。」メイキング&インタビュー映像が公開

2017年11月2日 12:00


映画初主演を果たした岸井ゆきの
映画初主演を果たした岸井ゆきの

[映画.com ニュース] 進境著しい若手女優・岸井ゆきの初主演映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」のメイキング&インタビュー映像が、このほど披露された。

映画は、祖父の葬儀をきっかけに、久しぶりに顔をそろえた家族たちが、みっともないほどの本音をぶつけあうなかで“本当の家族”になっていく物語。資生堂やソフトバンクなど数々のCMを手がけてきた森ガキ侑大の長編監督デビュー作で、原作・脚本は山崎佐保子が手がけた。

2016年8月に、熊本・人吉でクランクインした本作。このほど公開された映像は、メイキング風景とともにキャスト&スタッフが撮影を振り返る。主人公・吉子役の岸井は、役作りついて触れ「私のなかにいろいろ選択肢があって、どこに向かうのが正解なのかがわからなくなっちゃって。何度も監督と話した」と葛藤していたことを明かす。クランクアップ直後には、「不安で不安でしょうがなくて。皆さんのチームワークがよかったから、いつも助けられていました」と感極まる場面も見られた。

一方、独身の叔母・薫を演じた水野美紀は、吉子の父・清二(光石研)と叔父・昭男(岩松了)のケンカのシーンがお気に入りだと言い「2人は真剣なんですけど、傍から見ていると笑っちゃうようなコミカルなシーンになっていて、2人の兄弟ゲンカも見どころのひとつだなと思います」とアピールする。さらに森ガキ監督は、「自分の作家性みたいなものをエンタテインメントのなかに入れることが今回のテーマだった」と熱弁。真しに作品と向き合うキャストとスタッフの姿、現場のおだやかな空気を垣間見ることができる。

おじいちゃん、死んじゃったって。」は、11月4日からより東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田、熊本・Denkikanほか全国で公開。

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