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◆2017/10/26更新
短歌4首が153分の長編に「ひかりの歌」女優が涙のアピール
短歌コンテストで1200首の中から選ばれた4首が原作
  光がテーマの短歌4首を映画化した「ひかりの歌」が10月26日、東京・六本木で開催中の第30回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で上映。出演者の並木愛枝北村美岬松本勝、メガホンをとった杉田協士監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。

  初長編作「ひとつの歌」が第24回国際映画祭で日本映画・ある視点部門に正式出品された杉田監督が、153分の長編を2年かけて完成させた。光をテーマにした短歌コンテストで1200首の中から選ばれた4首を原作に、現代に生きる4人の女性の姿を通し、この世界を生きるための支えとなる光のありかを描き出す。

  第4章の主人公・幸子を演じた並木は、「この脚本をいただいたときのことをずっと忘れないと思います。これまで怖い女性の役が多かったので、(幸子を)優しい気持ちで演じられたことをうれしく思っています」と満面の笑み。夫役を演じた松本も、「これまで刑事やマフィアなどバイオレンスで激しい役が多かったので、最初はミスキャストじゃないかなと思ったのですが、監督が僕の新たな魅力を引き出してくれた」と、おどけながら感謝を述べた。

  第1章の主人公・詩織と同じく高校の非常勤講師として働いているという北村は、「最初に撮影したのが一昨年の夏。杉田監督が、4つの物語のバラバラだったピースの間を埋めてくれました。第1章の舞台を高校に決めたのも監督でした」と緊張しながらも懸命に説明。しかし、準備してきた内容がうまく伝えられず悔しかったのか、最後に涙を見せ「いろんなピースを杉田監督が集めてきてくれて、それぞれの短編が1本の映画になった時にピタッとはまった感じがして、それがとても美しい映画だなと思いました」と泣き笑いでアピール。監督も「どなたかティッシュをお持ちではないでしょうか」と気遣い、会場をさらに和ませた。

  第30回東京国際映画祭は11月3日まで開催。

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