尾上松也、歌舞伎界初の“プリキュア声優”に！超個性的なパティシエ役に挑戦

2017年9月10日 12:00

(C)2017 映画キラキラ☆プリキュア アラモード製作委員会

［映画.com ニュース］　歌舞伎俳優の尾上松也が、人気テレビアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」の劇場版となる「映画キラキラ☆プリキュアアラモード　パリッと！想い出のミルフィーユ！」のゲスト声優に決定した。歌舞伎俳優が「プリキュア」シリーズの声優を務めるのは初めて。尾上はバラのコック帽をかぶった個性的なパティシエ、ジャン＝ピエール・シルベルスタインの声を務める。

「プリキュア」シリーズの第14作「キラキラ☆プリキュアアラモード」の劇場版最新作。宇佐美いちかとキラパティのメンバーたちは、有名なスイーツコンテストに出場することになり、フランスにやってくる。一方、スランプに陥ってしまった天才パティシエ・シエルは、コンテスト会場で師匠ジャン＝ピエールと再会。いちかの発案で、シエルと師匠の“思い出のミルフィーユ”を作ることになるが、突然モンスターが襲来し、パリの街全体がスイーツに変えられてしまう。

ディズニーアニメ「モアナと伝説の海」で声優に初挑戦し、“声の演技”を絶賛された尾上が、今作で挑戦するのは人生の全てをスイーツにかけている熱い男ジャン＝ピエール。尾上がオリジナルスイーツをプロデュースするほどのスイーツ好きであることから、「演じられるのは尾上松也しかいない！」と白羽の矢が立ち、歌舞伎界初の“プリキュア声優”が誕生した。

製作陣からラブコールを受けた尾上は、「プリキュアという人気アニメーションの映画のオファーを頂き、とてもうれしく、また大変驚きました」と喜びを語る。「自分が好きな“スイーツ”がメインとなっていると聞き、あまり他にはないテーマで、スイーツがつくられる過程などが映画の中で垣間見えるのも、とても興味深かったです」と述べ、「自分はスイーツを『食べること』が、ジャン＝ピエールは『作り手』として、違う角度からの好きではありますが、男として好きなことにひたむきに情熱を傾けるところに共感しました！」と明かしている。

「映画キラキラ☆プリキュアアラモード　パリッと！想い出のミルフィーユ！」は、10月28日から全国公開。