「ザ・クロウ」リブートの世界配給権、米ソニーが獲得
2017年9月5日 11:00
[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズが、カルト映画「クロウ 飛翔伝説」のリブート版となる新作「ザ・クロウ・リボーン(原題)」の世界配給権を獲得したと、米エンターテインメント・ウィークリー誌が報じた。
ジェームズ・オバー氏のコミック「ザ・クロウ」を原作とした1994年のオリジナル版は、死の淵からよみがえったダークヒーロー、エリックの復しゅう劇を描く「クロウ」シリーズの第1作で、主演したブランドン・リーさんの遺作としても知られる。
オリジナル版のプロデューサー、エドワード・R・プレスマンが、オバー氏の原作グラフィックノベル「ザ・クロウ」のより忠実な映画化を目指し、数年前から企画を進めてきた。これまでルーク・エバンス、ジャック・ヒューストン、ニコラス・ホルト、ジャック・オコンネルら数々の若手注目株が主演候補に挙がっていたが、最終的にDC映画「アクアマン(原題)」のジェイソン・モモアが主役の座を射止めた。
「バイオハザード」シリーズの製作を手がけてきたサミュエル・ハディダ率いるデイビス・フィルムズとハイランド・フィルム・グループ、エレクトリック・シャドウの3社共同製作のもと、ホラー映画「ザ・ハロウ 侵蝕」で注目されたイギリス人監督コリン・ハーディがメガホンをとることが決まっている。