「キングスマン」「キックアス」出版社をNetflixが買収
2017年8月27日 10:00
[映画.com ニュース] 米ストリーミング配信大手のNetflixが、「キングスマン」や「キックアス」などの原作者マーク・ミラー氏が運営するコミック出版社ミラーワールドを買収。オリジナル作品の拡充に力を入れるNetflixは今後、ミラーワールドのコミックを映像化できる。
Netflixのチーフ・コンテント・オフィサー、テッド・サランドスは、「マークは、現代のスタン・リーと呼べる存在だ」と称賛。DC、マーベルと2大アメコミ出版社を経て、ミラーワールドを設立したミラー氏は、「昨年のクリスマス、カリフォルニアにあるネットフリックス本社に(妻の)ルーシーとともに足を踏み入れた瞬間、ここにいたいと思いました」とコメントした。
米ハリウッド・レポーターによれば、Netflixにとって初めての企業買収。買収条件は明らかにされていないが、ミラー氏の作品を今後、映画やドラマシリーズ、子ども向け番組として展開していくようだ。
ミラー氏がミラーワールドから発表したコミックスからは、「ウォンテッド」「キック・アス」「キングスマン」といったヒット映画が誕生している。ミラー氏は今後もミラーワールドを通じて新作を発表していくことになるという。