吉高由里子主演「ユリゴコロ」、人気漫画家・亜月亮がコミカライズ!8月22日に発売
2017年8月20日 12:00
[映画.com ニュース] 吉高由里子が約5年ぶりに映画主演を務め、松山ケンイチ、松坂桃李と共演する「ユリゴコロ」が、人気漫画家・亜月亮氏によってコミカライズされることがわかった。上下巻の2部作で、8月22日に発売される。
2012年に大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たした沼田まほかる氏の同名ミステリー小説を、「心が叫びたがってるんだ。」「近キョリ恋愛」などの熊澤尚人監督のメガホンで実写化。余命わずかな男の書斎で、一冊のノートが発見された。そこにつづられていたのは、殺人者の告白文だった。殺人という行為を心のよりどころとして生きていた主人公・美紗子(吉高)、そして彼女を取り巻く人々の壮絶な運命を、過去と現代を交錯させながら描く。
「Wピンチ!!」「無重力少年」「都市伝説」など知られ、24年のキャリアを誇る亜月氏が、三条陸氏原作「ラビダビスター!」に続く2度目のコミカライズ。「自分の好きなジャンルだからか、原作小説を読みながら自然にエピソードごとの情景や登場人物のイメージが次々と浮かんできて、楽しいお仕事でした。小説の読者の皆さんのイメージとずれてなければいいのですが……」と振り返り、「原作小説のエピソードを全て描くと漫画としては長くなりすぎる気がしたので、少し登場人物を削ってギュッ! と内容を圧縮させていただきました。代わりに主要人物の心情等はなるべく原作の流れに忠実に描くよう心がけたつもりです」と説明している。
あわせて書影ビジュアルも披露。映画では松坂扮する亮介が上巻、同じく吉高演じる美紗子が下巻の表紙を飾っている。映画「ユリゴコロ」は、9月23日から全国順次公開。