アマゾン・スタジオがモニカ・ルインスキーの不倫騒動を映画化
2017年6月8日 12:00
[映画.com ニュース] 製作前の優秀脚本を選ぶ2016年版「ザ・ブラックリスト」に選出された「リンダ・アンド・モニカ(Linda and Monica)」の映画化権を、米アマゾン・スタジオが獲得した。
米バラエティによれば、フリント・ウェイネスが執筆した本作は、ビル・クリントン米元大統領と関係を持ったモニカ・ルインスキーと、2人の不倫を暴露したリンダ・トリップの友情と確執を描く作品だという。1998年、当時大統領だったクリントンに不倫関係を口止めされたホワイトハウス実習生のルインスキーは、同僚で親友だったトリップに電話で相談したところ、トリップが極秘に会話を録音しており、後日その内容をメディアにリークした。これによりクリントンとルインスキーの情事の生々しい詳細が明らかになり、世界中に2人の醜聞が知れ渡ることとなった。
なお、ルインスキーに関する作品はほかに、ライアン・マーフィが制作総指揮を手がけるFX局のアンソロジー「アメリカン・クライム・ストーリー」でドラマ化の準備を進めている。こちらは、ジェフリー・トゥービン著のベストセラー書籍「A Vast Conspiracy: The Real Sex Scandal That Nearly Brought Down a President(原題)」をもとに映像化する。