インディペンデント・スピリット賞のノミネートが発表
2016年11月30日 15:31
[映画.com ニュース] インディペンデント映画の祭典、第32回インディペンデント・スピリット・アワードのノミネートが発表された。
製作費2000万ドル以下の映画が対象となる同賞は、今年の「スポットライト 世紀のスクープ」をはじめ、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「それでも夜は明ける」と、作品賞を受賞した作品がそのままアカデミー賞作品賞に輝いていることで知られる。今年の最多ノミネートは「アメリカン・ハニー(原題)」(アンドレア・アーノルド監督)と「ムーンライト(原題)」(バリー・ジェンキンス監督)の6部門。それを、5部門の「マンチェスター・バイ・ザ・シー(原題)」(ケネス・ロナガン監督)が追っている。
「アメリカン・ハニー(原題)」は雑誌の定期購読の売り込みをしながらアメリカを横断するグループを描く群像劇、「ムーンライト(原題)」はマイアミの治安の悪い地域で生まれた黒人青年の成長物語、「マンチェスター・バイ・ザ・シー(原題)」は父親を亡くした甥(おい)の面倒を見ることになった叔父の物語。なお、トロント国際映画祭で観客賞を戴冠し前評判の高いミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」は、2000万ドル以上の製作費をかけているため対象となっていない。
授賞式は2017年2月25日、米サンタモニカの特設会場で行われる。
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