「ハリポタ」「ファンタビ」J・K・ローリング、新作第3弾を無料公開&特別映像入手

2016年10月6日 22:30


映画「ファンタスティック・ビーストと 魔法使いの旅」を補完する内容
映画「ファンタスティック・ビーストと 魔法使いの旅」を補完する内容

[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」の原作者J・K・ローリングが書き下ろした完全新作「北アメリカ大陸の魔法界」の第3部「アメリカ合衆国魔法議会」が、公式サイト「ポッターモア」で公開された。また、映画.comは、物語の概要を描いた特別映像を入手した。

「北アメリカ大陸の魔法界」は、これまで謎に包まれていたアメリカの魔法界とその歴史を描いており、1926年のニューヨークを舞台にした新作映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」につながる内容となっている。第1部の「北アメリカの魔法界の歴史」では、14世紀から映画の舞台となる1920年代までのアメリカの魔法史が明かされ、第2部「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」では、アメリカの魔法魔術学校の成り立ちと詳細が語られた。最終部となる「アメリカ合衆国魔法議会」では、映画でも重要な役割を果たす米国魔法界の根幹・アメリカ合衆国魔法議会、通称“米国魔法省(MACUSA)”の起源や歩みがひも解かれる。

すでに公開された「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の予告編でもMACUSA内部が一部確認できるが、「アメリカ合衆国魔法議会」では、映画にも登場するセラフィーナ・ピッカリー(カルメン・イジョゴ)をはじめとする歴代の議長、設立者である12人の魔法使いと魔女ほか、MACUSAを率いた重要人物たちが紹介される。

さらに、「ハリー・ポッター」内でも登場した、ノー・マジ(注:魔法を使えない人間の当時の米国内での総称、過去作の「マグル」と同義)から魔法界を隠すことを定めた「国際機密保持法」(国際魔法戦士連盟機密保持法)についても言及されるなど、盛りだくさんの内容となっている。独立戦争中、帰属意識の違いから生じた“「国か族か」論争”など、米国魔法界を襲った重要事件についてもこと細かに描かれており、第1部、2部とあわせて「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」にいたる歴史を総ざらいできる。

映像では、ローリングが登場し「(映画の主人公)ニュート(・スキャマンダー)は世界を回り五大陸を見た。しかしアメリカにはまったく違う魔法が育っていた。ニュートは偶然MACUSAの真っただ中に入り、理解できない社会に巻き込まれていく」と映画との関連性を解説している。「北アメリカ大陸の魔法界」第3部「アメリカ合衆国魔法議会」は、「ポッターモア」(https://www.pottermore.com/jp2)で無料公開中だ。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、“魔法動物学者”のニュート(エディ・レッドメイン)が、滞在先のニューヨークで大騒動に巻き込まれるさまを描く。ローリングが脚本を手がけ、全8作のプロデュースを手がけたデビッド・ハイマン、シリーズ第5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」からメガホンをとってきたデビッド・イェーツ監督というおなじみのメンバーが参加した。11月23日から全国公開。

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース