江戸川乱歩原案アニメ「TRICKSTER」に梅原裕一郎が出演　コミカライズの連載もスタート

［映画.com ニュース］　テレビアニメ「TRICKSTER 江戸川乱歩『少年探偵団』より」に、「ヤングブラック・ジャック」「バッテリー」の梅原裕一郎が出演することが決定した。

同作は、江戸川乱歩氏の名作「少年探偵団」を原案とした新プロジェクト「TRICKSTER PROJECT」の一翼を担う作品。東京オリンピック後の203X年の東京を舞台とし、謎の探偵・明智小五郎とともに事件を解決する少年探偵団のメンバー・花崎健介が、「正体不明のもや」に取り憑かれて死ねない体になってしまった少年・小林芳雄をスカウト。2人の出会いを機に動き出す物語と、世紀の犯罪者・怪人二十面相と明智の因縁を描く。

梅原が演じるのは少年探偵団の元リーダーで、現在でも司令塔の役割を担う切れ者・井上了。梅原は「舞台が近未来ということに驚きましたが、江戸川乱歩の少年探偵団と近未来がどのような化学変化を起こすのか楽しみ」と驚きを明かし、自身が演じる井上を「基本的にはクールな彼ですが、葛藤や悩みを抱えている人間でもあると思います」と紹介している。

6月20日発売の「マガジンSPECIAL」（講談社刊行）No.7から、マントヒヒ・ビンタ氏による同作のコミカライズがスタートする。同号には、アニメのキャラクターデザインを担当するPEACH-PITによる描き下ろしポスターが付属し、ポスターと同じイラストのクリアファイルが当たるキャンペーンも実施される。

このほか、アニマックスCAFEの東京・秋葉原店では、7月1日から期間限定で「TRICKSTER」のキャンペーンドリンクが販売される。詳細については後日発表予定。

「TRICKSTER　江戸川乱歩『少年探偵団』より」は、10月からTOKYO MX、読売テレビ、BS11で放送開始。