リメイク版「吸血鬼ノスフェラトゥ」主演に「ヘルボーイ」ダグ・ジョーンズ
2016年4月26日 12:00
[映画.com ニュース] 映画史に残る傑作ホラー映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)がリメイクされ、「パンズ・ラビリンス」「ヘルボーイ」で知られる米俳優ダグ・ジョーンズがオルロック伯爵役で主演することがわかった。
ドイツ表現主義の名匠F・W・ムルナウが監督した「吸血鬼ノスフェラトゥ」は、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を下敷きにしたホラー映画の古典。1978年にもベルナー・ヘルツォーク監督、クラウス・キンスキー主演で「ノスフェラトゥ」としてリメイクされている。
米バラエティによれば、本リメイクは、2005年にやはりドイツ表現主義の傑作「カリガリ博士」をリメイクした「The Cabinet of Dr. Caligari」の監督と脚本を務めたデビッド・リー・フィッシャーの企画で、すでに撮影を開始しているという。
ちなみに、「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメイクについては、ワーナー・ブラザース出身のジェフ・ロビノフの製作会社スタジオ8が企画しており、監督デビュー作のホラー映画「The Witch」(2015)でサンダンス映画祭監督賞を受賞した新鋭ロバート・エガースが監督と脚本に起用されたと昨年8月に報じられたが、ジョーンズ主演作はそれとはまた異なる作品だと思われる。