トム・ハーディ、1人2役で迫真の演技「レジェンド」予告編＆ポスター公開

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［映画.com ニュース］　トム・ハーディが双子のギャングに扮した主演作「レジェンド　狂気の美学」の予告編が完成。あわせて、全く違う性格の双子を象徴するようなバイカラーの背景にハーディがたたずむポスターがお披露目された。

同作は、1960年代の英ロンドンで暗躍した実在の双子のギャング、クレイ兄弟の栄光と破滅を描いたクライムサスペンス。ハーディは、スマートでビジネスの才能に長けた兄レジナルドと、精神的に不安定で衝動的な暴力癖のある弟ロナルドを1人2役で演じた。裏社会を支配し、多大な影響力を誇る2人だったが、レジナルドの結婚を機に組織内の不和や警察の捜査、ロナルドが引き起こす自滅的な行動で兄弟の絆は薄れ、結婚生活までもが破綻していく。

公開された予告編には、仕草や表情、声色でレジナルドとロナルドに変化をつけるハーディの迫真の演技が収められている。フランシス（エミリー・ブラウニング）に恋をし、真っ当に生きようとするレジナルドを快く思わないロナルドは凶行に走り、レジナルドはそんなロナルドの殺害を依頼されてしまう。様々な状況が複雑に絡み合い、次第に追い詰められていくクレイ兄弟の行く末が気になる仕上がりとなっている。

「レジェンド　狂気の美学」は、ほかにタロン・エガートン、デビッド・シューリス、ポール・ベタニーらが共演する。「L.A.コンフィデンシャル」や「ミスティック・リバー」の脚本家として知られ、「42 世界を変えた男」などで監督を務めたブライアン・ヘルゲランドがメガホンをとった。6月18日から東京・YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか、全国で順次公開。