注目のイケメン・北村匠海「あやしい彼女」おすすめシーンは自身の“白塗り”

［映画.com ニュース］　多部未華子主演で韓国の大ヒット映画をリメイクした「あやしい彼女」のホワイトデー試写会が3月12日、東京・新宿ピカデリーで行われ、出演した北村匠海が出席。客席を埋め尽くした女性ファンの声援に迎えられ、北村は「夢を追う大学生という役で、バンド活動とつながるところもあり楽しんで撮影出来ました」と笑顔を振りまいた。

周囲から煙たがられる73歳のカツが、ある写真館で撮影をしたことで20歳の容姿に若返り、かつて目指していた歌手になる夢をかなえるため奮闘する姿を描いた。北村が演じたカツの孫・瀬山翼は、若返ったカツの歌声にほれ込み、自らのバンドにボーカルとして迎え入れるという役どころだ。

音楽ユニット「DISH//」のボーカル＆ギターとして活躍するほか、WOWOWドラマ「天使のナイフ」や、映画「セーラー服と機関銃　卒業」「ディストラクション・ベイビーズ」に出演する注目のイケメン。今作のおすすめシーンとして、自身の顔を白く塗って登場する場面を挙げ、「白塗りが一番楽しかった。我を忘れていましたし、常にドヤ顔でした」と振り返った。

この日は観客からの質問コーナーが設けられ、「他のキャストと何を話しましたか？」と聞かれた。「人見知り」だという北村は、多部とのシーンに言及し「カフェで長いシーンを撮影したのは印象深いです。多部さんも人見知りだそうで、あまり話せなかったですね」と苦笑い。一方で、要潤は「よく話しかけてくださいましたけど、（『DISH//』メンバーの）MASAKIにそっくり。不思議な感覚で、背の高いMASAKIと話しているみたいでした」と語っていた。

さらに抽選会も行われ、北村が当選者のひとりにスカーフを巻いてあげるというひと幕も。客席から悲鳴にも似た歓声が上がるなか、北村は「（自分の）顔が熱いです！」と照れまくっていた。「あやしい彼女」は、「謝罪の王様」の水田伸生監督がメガホンをとり、倍賞美津子、志賀廣太郎、小林聡美、温水洋一らが共演。4月1日に全国で公開される。