ジェイミー・フォックス、燃えるピックアップトラックから運転手を救出!
2016年1月21日 17:00
[映画.com ニュース] 俳優のジェイミー・フォックスが1月18日夜(現地時間)、米カリフォルニア州ヒドゥン・バレーにある自宅前で発生したピックアップトラックの横転事故で、燃えている車から運転手を救出していたことがわかった。
32歳の男性が運転していたトラックは、スピードの出しすぎで道路脇の排水路にはまり、数回横転して助手席側を下に止まったという。衝突音を耳にしたフォックスは警察に通報後、即座に現場に駆けつけ、その場に居合わせたもう1人の男性とともに運転手を助け出したという。
一夜明けた19日、フォックスは米ABCのインタビューに対し、窓ガラスを割り、医療用ハサミでシートベルトを切り、火の手が迫る中で運転手を引っ張り出したことを告白。そして「運転手を引っ張り出してから5秒も経たないうちにトラックが炎に包まれた」と語った。
運転手は酒気帯び運転で逮捕された模様。頭部を負傷したほか、折れた鎖骨で肺に穴が開き病院で治療を受けているいう。フォックス自身は両手に軽い切り傷と火傷を負ったようだ。また、フォックスは運転手の父親と抱き合う写真とともに「神がその手で僕たちみんなを包んでくれていたんだ。英雄はいない、いるのは幸運な父親たちだけだ」と自身のInstagramに投稿している。