スタジオジブリ、海外の作家を初プロデュース!「レッド・タートル」は東宝配給

2015年12月10日 17:35


「レッド・タートル」ビジュアル
「レッド・タートル」ビジュアル

[映画.com ニュース] 配給大手の東宝が12月10日、東京・有楽町の同社で2016年度のラインナップ発表会を行い、スタジオジブリが初めて海外の作家をプロデュースする「レッド・タートル THE RED TURTLE」を配給することがわかった。

「レッド・タートル」は、オランダ出身のマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督の最新作だ。第73回アカデミー賞では、「岸辺のふたり」が短編アニメ賞を受賞。同作は、英国アカデミー賞短編アニメーション賞に輝いており、その実績が買われスタジオジブリの鈴木敏夫氏がオファーを出した。

ビット監督は、スタジオジブリがある東京・小金井に一時転居し、シナリオと絵コンテを完成させた。今作のアーティスティック・プロデューサーを務める高畑勲監督らのチェックを受けたのち、現在はフランスで本格的な製作に入っているという。製作は、スタジオジブリとワイルドバンチ。

「レッド・タートル THE RED TURTLE」は、2016年9月に全国で公開。

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