「ベテラン」リュ・スンワン監督、武田梨奈の前蹴りにメロメロ「僕が蹴られたい」

2015年11月20日 12:00


リュ・スンワン監督と武田梨奈
リュ・スンワン監督と武田梨奈

[映画.com ニュース] 韓国で累計観客動員1340万人を突破し、歴代3位の大ヒットを記録した映画「ベテラン」の公開記念イベントが11月19日、都内で開催され、来日中のリュ・スンワン監督と、女優・武田梨奈が出席。「生き残るための3つの取引」「ベルリンファイル」などで圧巻のアクションを映し出し、韓国No.1アクション監督との呼び声高いスンワン監督と、日本を代表するアクション女優に成長した武田が熱いトークを繰り広げた。

武闘派のベテラン刑事ソ・ドチョルら個性豊かな広域捜査隊が、韓国最大のタブーとされる“財閥の横暴”に果敢に立ち向かう姿を描いた今作。劇中に登場するチームの紅一点ミス・ボンの代名詞である前蹴りを、武田がスタッフ相手に実践することに。一切の妥協を許さない指導から“鬼監督”と称されるスンワン監督だが、助走をつけた武田の一撃に「僕が蹴られたいくらい。パーフェクトな姿勢でした」とメロメロだった。

さらにスンワン監督は、「武田さんの何か別の蹴りが見たいですね」と突然のリクエスト。すると武田は後ろ回し蹴りを披露し、これにもスンワン監督は「武田さんを誘拐して、撮影現場に連れて行きたい」と絶賛する。続けて「もしチャンスがあれば、武田さんの素晴らしいアクション演技を、僕の作品の中で見せてほしいです。それは、僕の次の作品がどんなものかにかかっています」とラブコールを送り、武田も「いつでも韓国に行きます!」と満面の笑みで意欲を見せていた。

財閥の横暴を抉り出す骨太のサスペンスや、豪快な肉弾戦、コミカルな掛け合いが見どころ。“ダサかっこいい”往年のアクション映画が好みだという武田は、「久々に何回も見たくなるアクション映画を見ました。最近のアクションでもかっこよくて魅力的なものはありますが、自分のツボにはまって、やっと来たと思いました」と最敬礼だ。その言葉に、スンワン監督は「こんなに美しい方に褒められて、身の置きどころがありません。とにかく、話されている姿をじっと見ていました」と終始骨抜きの様子で明かしていた。

ベテラン」は、「国際市場で逢いましょう」のファン・ジョンミン、「トキメキ☆成均館スキャンダル」でブレイクしたユ・アインらが共演した。12月12日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で公開。

Amazonで今すぐ購入
生き残るための3つの取引[DVD]

生き残るための3つの取引[DVD]

出世を望む刑事×対立する検事×弱みを握る裏組織―。三者の思惑と欲望が絡み合う骨太社会派サスペンス。
ベルリンファイル Blu-ray[Blu-ray/ブルーレイ]

ベルリンファイル Blu-ray[Blu-ray/ブルーレイ]

東西冷戦時代には世界各国のスパイが暗躍したシンボリックな古都ベルリンを舞台に、朝鮮の秘密諜報員たちの熾烈な攻防と、金正日から息子へと権力が世襲された朝鮮半島情勢の“今”を視野に入れた、ハイブリッドスパイアクション!

フォトギャラリー

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース