「マッドマックス」ニコラス・ホルト、ビートルズマネージャーの伝記映画に主演か
2015年10月25日 13:50
[映画.com ニュース] ビートルズを発掘し、世に送り出した男として知られるバンドの初代マネージャー、ブライアン・エプスタインの伝記映画に、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「アバウト・ア・ボーイ」のニコラス・ホルトがエプスタイン役で出演交渉中だと米Deadlineが報じた。
エプスタインの伝記映画は数年前からいくつか進行中だが、いずれも現時点では実現にいたっていない。ホルトが交渉中の作品は、トニー・ギッテルソンが執筆した脚本「A Life in the Day」を、「マンデラ 自由への長い道」のジャスティン・チャドウィック監督が映画化予定のもの。同時に、ジョン・レノン役で「名もなき塀の中の王」のジャック・オコンネルが交渉中だという。
エプスタインは、父親がリバプールで経営する電気店の従業員としてレコードを売っていた頃、クラブ「キャバーン・クラブ」で演奏していたデビュー前のビートルズと出会う。その後、レコード各社への売り込みに奔走し、EMIのジョージ・マーティンとの契約を取り付け、1962年からバンドのマネージャーとして活躍するが、67年、薬物の過剰摂取により32歳で死亡。事故死と断定されたが、自殺だったのではないかという説も根強くある。また生前、同性愛者であることを公言していた。