デビッド・リンチ監督、米マハリシ経営大学で映画のマスターコースを担当
2015年10月19日 17:30
[映画.com ニュース] デビッド・リンチ監督が、2016年2月から米マハリシ経営大学で映画のマスターコースを担当することがわかった。
米アイオワ州フェアフィールドにあるマハリシ経営大学は、インドの宗教家マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが創設。リンチ監督は、マハリシが提唱した超越瞑想(TM)の熱心な実践者として知られており、超越瞑想の啓蒙のために「デビッド・リンチ財団」を設立したほどだ。
「David Lynch MA in Film」は、世界初の「意識に基づく映画教育」を謳う1年間のマスターコース。2016年2月開講に向けて、11月1日まで申し込みを受け付けている(https://www.mum.edu/david-lynch-ma-in-film)。月に1回はロサンゼルスでリンチ監督自身による実践的なレクチャーが行われるという。
2007年の「インランド・エンパイア」以来、長編映画を撮っていないリンチ監督だが、現在、2017年に米Showtimeで放送が予定されている新「ツイン・ピークス」(シーズン3)を撮影中だ。全18話となるシーズン3は、リンチ監督がすべてのエピソードでメガホンをとり、クーパー捜査官役のカイル・マクラクランをはじめ、オードリー役シェリリン・フェン、ローラ役のシェリル・リー、シェリー役のメッチェン・アミックらオリジナルキャストが復帰。ドラマ版と劇場版「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」で音楽を担当したアンジェロ・バダラメンティが作曲を担当する。