巨大モンスターVS軍隊！人気SF映画続編「モンスターズ　新種襲来」予告編が完成！

［映画.com ニュース］総製作費1万5000ドル（約130万円）と低予算ながら、高く評価されたSF映画「モンスターズ　地球外生命体」の続編「モンスターズ　新種襲来」の予告編と日本版ポスタービジュアルが、このほど完成した。

前作でメガホンをとったギャレス・エドワーズ監督は、その手腕を認められハリウッド版「GODZILLA」（2014）の監督に大抜てき。今作では製作総指揮を務めており、代わりにテレビ出身の新鋭トム・グリーンが監督・脚本を兼ねる。

地球外生命体が地球に襲来してから16年が経ち、モンスターがうごめく危険地帯はメキシコから全世界に拡大していた。中東では、モンスターを攻撃するために米軍による空爆が行われたが、これに巻き込まれた武装勢力との戦闘が激化し、人間同士の戦争も続いていた。そんななか、危険地帯の深部で連絡を絶った部隊の救出に向かった英雄フレイター軍曹と若き米兵たちは、未だかつてない巨大モンスターに遭遇する。

予告編は、危険地帯の深部に踏み入った米兵たちが、新種の巨大モンスターと壮絶なバトルを展開する。高層ビルさながらの巨大モンスターに向けて兵士が5人がかりで銃撃すると、モンスターは紫色に発光し胞子をまき散らし、兵士は「胞子が全世界に散っていく」「人類は負ける」と絶望する。さらに爆撃による噴煙と炎が上がるなか、大量のモンスターが激しく暴れまわるクライマックスの戦闘シーンは、ヘリコプターでモンスターに突進する捨て身の攻撃を仕掛ける。前作を上回るスケールのアクションと、リアリティあふれる映像が繰り広げられる。

ポスタービジュアルは、巨大モンスターと軍隊のバトルシーンを切り取っており、中央に刻まれた「絶望は新たな進化を遂げた」というキャッチコピーと、巨大モンスターの足元で必死の形相を浮かべる兵士たちの姿が、前作以上の過酷な戦いを予感させる。

「モンスターズ　新種襲来」は2016年1月9日から、東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。