チリ発の超人技炸裂バイオレンスアクション公開決定！ポスター＆予告お披露目

2015年8月29日 22:50

［映画.com ニュース］　「マチェーテ・キルズ」のロバート・ロドリゲス監督がほれ込んだチリのアクション俳優マルコ・サロール主演作「ザ・リディーマー」が、10月10日から1週間限定で上映されることが決定した。あわせて、予告編と、強じんな肉体が壮絶な戦いを予感させるポスター画像がお披露目された。

映画は、かつて“救世主（リディーマー）”と呼ばれた伝説の殺し屋パルドが、麻薬密売組織との戦いに身を投じていく様子を、激しいアクションとともに描く。圧倒的な格闘術と銃の腕前で裏社会にその名をとどろかせたパルドだったが、ある事件をきっかけに足を洗い、放浪の旅を続けていた。しかし、偶然ひとりの男を助けたことで、町を支配する組織と、パルドと深い因縁をもつ殺し屋“サソリ”との戦いが始まる。

主人公パルドを演じたサロールは、190センチ近い長身に鍛えあげられた肉体を持つ天性のアクションスター。今作のメガホンをとるエルネスト・ディアス＝エスピノーサ監督による「ミラージュ」「愛と復復讐のマンドリル」に主演しており、日本公開されていないもののカルト的な人気を博した。ロドリゲス監督が「マルコ・サロールのために役を作った」という「マチェーテ・キルズ」で、ようやく日本でも認知されるようになり、今作では超人的なアクションを見せている。

サロールは、予告編開始10秒で見る者を釘付けにする超人的なアクションを披露している。圧倒的に不利な状況の中、敵を一網打尽にするサロールの空中回転つきの回し蹴りや、映像の最後に繰り出される「北斗の拳」を彷ふつさせる強烈な無数のパンチで敵を放心状態にさせる様子は必見だ。

「ザ・リディーマー」は、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で開催される特集上映会「WEC（ワールド・エクストリーム・シネマ）2015」で、10月10～16日の1週間限定で上映される。