ヒッチコック監督「裏窓」が舞台化！主演はケビン・ベーコン

写真：Startraks/アフロ

［映画.com ニュース］　米俳優ケビン・ベーコンが、アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作「裏窓」（1954）の舞台版に主演することがわかった。「裏窓」が舞台化されるのは、今回が初となる。

ジェームズ・スチュワートとグレース・ケリー主演の「裏窓」は、事故で車椅子生活を余儀なくされたカメラマン（スチュワート）が、暇を持て余して隣のアパートの住人たちの生活をのぞき見していたところ、ある夫婦の妻が突然姿を消し、夫による殺人事件ではないかと疑うというストーリー。ベーコンは、スチュワートの役どころを演じる。

舞台版「裏窓」は、原作であるコーネル・ウールリッチ（ウィリアム・アイリッシュ）の短編小説を下敷きに、劇作家キース・レディンが脚色にあたる。10月22日から11月15日まで、米コネチカット州ハートフォードの「ハートフォード・ステージ」での世界初演が予定されている。

本プロジェクトが最初に報じられたのは2012年のことで、当時はブロードウェイ公演が企画されているということだった。現時点ではブロードウェイ進出の予定は未定だが、ベーコン主演となれば、当然ブロードウェイを目指すものと思われる。ほかのキャストは追って発表される見込みだ。