恐竜のオリに落ちた飼育係の運命やいかに!?「ジュラシック・ワールド」本編シーン公開

2015年8月3日 19:20


人間と恐竜の共存を図るオーウェン
人間と恐竜の共存を図るオーウェン

[映画.com ニュース]世界累計興行収入で歴代3位という大ヒットを記録した人気シリーズ最新作「ジュラシック・ワールド」で、人間と恐竜の信頼関係がうかがえる、本編の重要シーンが公開された。

公開されたのは、次世代恐竜パーク“ジュラシック・ワールド”の飼育係・オーウェン(クリス・プラット)が、シリーズを代表する恐竜ベロキラプトルと向かいあうさまをとらえたひとコマ。ベロキラプトルが生息する施設の新人スタッフが、作業中にアクシデントに巻き込まれオリの中に落下。即座に3頭のベロキラプトルに囲まれ絶体絶命のピンチに陥るが、異変に気づいたオーウェンが危険を顧みずオリの中に侵入し、ベロキラプトルたちをなだめつつスタッフを救出しようとする緊迫のシーンだ。銃を構えるスタッフに向かって「撃つな! こいつらの信頼を失う」と叫び、中腰でベロキラプトルと同じ目線に立つと、両手を広げつつ一頭一頭の名前を呼びかけて落ち着かせようとする、オーウェンの胆力と優しさが象徴的に描かれている。

オーウェン役でシリーズ初参加となるプラットは、撮影を振り返り、「ベロキラプトルは極めて頭がいい恐竜で、『ジュラシック・パーク』でサム・ニールが少年に向かって言う『あいつらは君の全身を切り裂き、まだ君が生きている間に内臓を食らうぞ』というセリフを聞いて以来、お気に入りなんだ」と語るなど、人気恐竜との“共演”の喜びを語った。

なお、こちらのシーンは、全米では、映画を見た動物園や水族館の飼育員が、園内の動物を相手に劇中のオーウェンをまねたポーズで撮影してSNSに投稿したことから火がつき、「Pratt Keeping(またはJurassic Zoo)」という呼び名がつけられるなど話題になっている。

ジュラシック・ワールド」は、パーク内の施設を脱走した新種の恐竜、インドミナス・レックスが人間を襲うさまを描く。プラットのほか、パークの責任者・クレア役で「ターミネーター4」(09)のブライス・ダラス・ハワードが出演する。日本語吹き替え版では、オーウェン役の玉木宏のほか、木村佳乃松岡茉優らが声優を務めている。8月5日から全国公開。

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