三池崇史監督、生まれ変わったら「市原隼人になりたい」

2015年6月15日 17:08


涼しげな浴衣姿でヒット祈願
涼しげな浴衣姿でヒット祈願

[映画.com ニュース]三池崇史監督作「極道大戦争」のヒット祈願イベントが6月15日、東京・神田明神で行われ、三池監督のほか主演の市原隼人、共演の成海璃子高島礼子が出席した。

この日4人は、涼しげな浴衣姿で登場。鏡開きを行った後、劇中の極道さながらに盃を交わし、映画のヒットを祈願した。本作は5月に開催された仏カンヌ映画祭「監督週間」で上映された。市原は「カンヌでも大絶賛されて、素直にうれしいです。この映画を通じて、カエルのファンになりました」と挨拶し、三池監督も「どこの国のどんな映画ファンも、見たことがない映画だと思う。カンヌのお客さんは結構厳しいんですが、驚きながら楽しんでくれた」と自信をのぞかせた。

キャスト陣の印象を問われると、三池監督は「市原隼人は、現場のアクションでかなりケガをしているんですが、それをちらっとも見せずに平気でやり遂げた。尊敬します。生まれ変わったら市原隼人になりたい」と大絶賛。続けて「成海さんはキュートで、しっかりしている。格好いいですよね。堂々としていて、素敵です」とほめちぎり、「高島さんは、この映画でいろいろ出してはいけないものをほぼ全部、ビシュビシュ出しています。ぜひ劇場でチェックしてください」と評していた。

一方で成海は、「日本映画で初めてMX4Dで上映されるので、アトラクション感覚で私も見に行きたい」とニッコリ。これを受け三池監督は、「多くの4DXの劇場では『マッドマックス』と変わりばんこで上映されているので、2本続けて見ると完全に頭がぶち切れます」と話し、「日本映画史上、最大に無駄なエネルギーが費やされています(笑)。見ないと絶対損で、一生後悔します」と猛アピールしていた。

さらにこの日は、マスコットキャラクターのKAERUくんがアクション演舞を披露。カンヌ入りしたKAERUくんは、現地で熊本県のゆるキャラ・くまモンと交流したという。自身のライバルは「ふなっしー」だそうで、勝てる見込みについては「ハーフハーフ」と答えていた。「極道大戦争」は、6月20日から全国で公開。

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