ジョージ・クルーニーが明かす「“トゥモローランド”とはどんな場所なのか!?」

2015年5月29日 09:30


「トゥモローランド」のジョージ・クルーニー
「トゥモローランド」のジョージ・クルーニー

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーの最新作「トゥモローランド」が6月6日に公開される。同作で主演を務めるジョージ・クルーニーが、いまだ多くの謎に包まれている映画の内容や自身が演じた役柄について語った。

映画は、ウォルト・ディズニーの夢の結晶ともいえる、すべてが可能になる理想の場所“トゥモローランド”をめぐるミステリーアドベンチャー。Tマークの不思議なピンバッジを託された少女ケイシー(ブリット・ロバートソン)が、かつてトゥモローランドを訪ねたことがあるという男フランク(クルーニー)とともに、「すべてが可能になる理想の場所」の謎を解こうとする姿を描く。

クルーニーは、“トゥモローランド”に関して「本来、ユートピア的理想郷であるべき場所だった。前世紀に人類が発展させてきた科学や医学といったものが、政治の圧力を受けることなく、成長し繁栄し続けることができる場所なんだ」と話す。さらに、映画のテーマを「“私たちの未来は必ずしも運命や宿命として定まっているわけではない”ということだ」と明言。「賢い人々はみな同じゴールに向かっている。その目的はこの世界を希望に満ちたより良いものにして、拡散させるということ。ただ問題は何か悪事が起きたとき、物事が悪い方向に向かい始めてしまうことだよ。私たちは未来を向上させることもできれば、ネガティブな考えや要素によって未来を壊してしまうこともある」と続ける。

クルーニー扮するフランクは、トゥモローランドに行ったことで他人との関わりを避けるようになった孤独な中年男。そのフランクのことを「少年の頃は科学者を夢見ていたものの、今ではすっかり夢から覚めてしまった不機嫌な男だ」と形容。「自分の農場に引きこもり、余生を送ろうと決めていたんだけど、ケイシーの存在によって自分の過去と向き合わないといけなくなるんだ」と説明した。

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