関根勤初監督作「騒音」、冴えないオヤジたちが罵倒される劇場マナーCM完成！

（C）2015 騒音組合

［映画.com ニュース］　関根勤の初監督作「騒音」の劇場マナーCMが、このほど完成した。関根監督が初めて演出したCMで、温水洋一、村松利史、岩井ジョニ男演じる冴えないオヤジたちが、映画館でマナー違反を犯してしまい、ほかの観客から罵倒される姿が笑いを誘う内容だ。

関根監督の生誕60年と芸能生活40周年を記念して製作され、冴えないオヤジたちと突如現れた地底人との戦いを描いたSFコメディ。温水、村松、岩井のほか飯尾和樹、酒井敏也がオヤジたちに扮し、タモリ、明石家さんま、小堺一機、千葉真一、関根麻里らが共演している。

有毒ガスを吐く地底人の前に、なす術なく屈する人間たち。誰もがあきらめかけたその時、ガスへの耐性をもつ5人のオヤジが立ち上がる。オヤジたちは皆、家庭や職場で虐げられている者だった。

マナーCMは、ハイテンションでしゃべりまくる3人が、「おい、うるせえんだよ！」と注意される場面からスタート。さらに、前の座席を蹴りあげた岩井が「このちょびヒゲ！」とののしられたり、スクリーンを盗撮しようとする村松が「舌引っこ抜くぞ！」と叱られる様子を収め、コント仕立てのユニークな構成となっている。

「騒音」は、5月23日からシネマート新宿ほか全国で公開。