高良健吾&尾野真千子が抱きしめられる「きみはいい子」本ビジュアルを独占入手

2015年4月6日 06:00


「きみはいい子」本ポスタービジュアル
「きみはいい子」本ポスタービジュアル

[映画.com ニュース] 実力派俳優・高良健吾尾野真千子の最新作で、呉美保監督がメガホンをとった「きみはいい子」の本ビジュアルを、映画.comが独占で入手した。

呉監督が、「そこのみにて光輝く」の脚本家・高田亮と再タッグを組み、第28回坪田譲治文学賞を受賞し、2013年本屋大賞第4位に輝いた中脇初枝氏の同名小説を映画化。児童虐待など現代社会が抱える問題をテーマに、「人が人を愛するということ」を浮き彫りにする。

高良は子どもと向き合うことができない新米教師、尾野は幼少期に虐待された経験から自分も子どもに手をあげてしまう母親を演じる。胸のうちにさまざまな思いを抱えるふたりをデザインした「静」のティザービジュアルに続き完成した本ビジュアルは、「抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって。」というコピーとともに、高良が子ども、尾野が池脇千鶴扮するママ友と固く抱き合うエモーショナルな瞬間を切り取った。

そこのみにて光輝く」の池脇、高橋和也をはじめ、喜多道枝富田靖子黒川芽以らが共演している。「きみはいい子」は、6月27日から全国で公開。

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何度も芥川賞候補に挙げられながらも賞に恵まれず、41歳で自ら命を絶った不遇の作家・佐藤泰志。短い函館の夏を舞台に、生きる目的を見失った男と愛を諦めた女との出会い、そして底辺で生きる家族を慈しむような眼差しで描き、唯一の長編小説にして最高傑作と言われる「そこのみにて光輝く」の、発刊から24年を経て綾野剛を主演に映画化した作品。

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