窪塚洋介らのユニット、品川監督「Zアイランド」挿入歌を提供&PVでゾンビに
2015年2月26日 08:00
[映画.com ニュース] 俳優、レゲエアーティスト「卍LINE」として活躍する窪塚洋介が、ヒップホップMCの般若らとスペシャルユニットを結成し、哀川翔主演、品川ヒロシ監督作「Zアイランド」の挿入歌として新曲「Z DUB」を提供したことがわかった。あわせて、品川監督がメガホンをとった同楽曲のPVが公開された。
哀川の芸能生活30周年記念作品で、謎の感染症が蔓延した島で巻き起こるヤクザの抗争、ゾンビによるパニックを描く。島の警官役で本作に出演した窪塚が、品川監督のラブコールに応え、般若をはじめBurro Banton、SHINGO★西成とともに「Z DUB」を手がけた。窪塚の盟友「AKIO BEATS」が1988年に「Super Cat」名義でリリースした「Come Down」のトラックをリメイク、歌詞を映画にあわせて変更して完成させた。
窪塚は、般若との楽曲でのコラボレーションに喜びをにじませ「お互いに、自分の歌詞は自分で書いて、それから一緒にして完成させたって感じです。サビにはSHINGO★西成君にも入ってもらいました。この映画に合わせて書いているリリックなので、『ゾンビになるなよ!』『人間らしく生きていこうぜ!』みたいなメッセージが入っているんです。曲としても成立しているし、映画との絡みも勿論あるので、いい感じで完成したなと思っています」。品川監督も、「最初に聞かせてもらった時も格好良いなと思ったんですけど、PV撮影時に改め生で聞いて更に感じました。PVだと二人の立ち振る舞いも格好良い」と絶賛した。
品川監督の発案で実現したPVでは、映画本編でも登場しない窪塚のゾンビ姿を確認できる。宮川大輔に襲われゾンビ化した窪塚、般若は口からは血を滴らせながら、曲を歌い上げる。窪塚は、初挑戦となったゾンビメイクに「今までゾンビの役はやったことがなくて、映画の中でもゾンビになっていないので、今回が初めての念願のゾンビ! 撮影中もなりたいと思っていたのでうれしいですね。本領発揮かな! という感じです(笑)」と感激しきりで、「今まで観てきたゾンビ映画の印象と自分自身のキャラクターをミックスさせて演じてみました」と自信をのぞかせた。
「Zアイランド」は、5月16日から全国で公開。