橋本愛、20歳を迎える松岡茉優をハグで祝福！

［映画.com ニュース］橋本愛主演の「リトル・フォレスト　冬・春」が2月14日、全国30館で封切られ、橋本と松岡茉優、三浦貴大、温水洋一、桐島かれん、森淳一監督が東京・新宿ピカデリーで行われた舞台挨拶に登壇した。

プライベートでも親交が深い橋本と松岡。「3回目の共演で、やっと笑いあって（撮影）できる役をもらった」（松岡）とお互いを見てニッコリ。ふたりとも感無量の面持ちで公開を喜んだ。16日に20歳の誕生日を迎える松岡に、橋本と共演者、スタッフ一同からサプライズでバースデーケーキが用意され、橋本が「撮影中、茉優が近くにいてくれたから頑張れたことがたくさんあった。今までもこれからも本当に大事な人です」とメッセージを読み上げると、松岡は思わず涙を浮かべ、橋本とギュッとハグ。会場は温かい空気に包まれた。

季節の食材で彩られる今作を鑑賞した観客からの「お腹空いた！」の声に、橋本は「この後素敵なランチをしてください」と呼びかけ、森監督も「1年かけて撮った映画がようやくすべて公開されて感無量です」と語った。

また、今作は10日（現地時間）にドイツで開催されている第65回ベルリン国際映画祭のキュリナリー・シネマ部門で公式上映され、橋本と森監督が現地での舞台挨拶に出席。「現地の方にも『おいしそう』と言って頂けて安心した」（森監督）、「すごく丁寧に感想を伝えて頂いた」と現地での反応を報告した。

同作は、五十嵐大介氏の同名コミックを実写化し、「夏・秋」「冬・春」の2編にわけて劇場公開している完結編。一度は街に出たものの居場所を見つけることができず、生まれ故郷の小さな村に戻ってきたいち子が、東北の美しくも厳しい自然に囲まれた自給自足の生活を通じて、自らを見つめ直していく姿を描く。