アニー賞発表「ヒックとドラゴン」続編が最多6部門　「かぐや姫の物語」は無冠

写真：Photofest/アフロ

［映画.com ニュース］　1月31日、アニメ界のアカデミー賞とされる第42回アニー賞で、「ヒックとドラゴン」の続編「ヒックとドラゴン2（仮題）」が長編アニメーション部門作品賞を含む最多6部門を受賞したと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。

同作を製作したドリームワークス・アニメーションは経営不振に陥り、最近500人規模の解雇を発表したばかり。監督賞を受賞したディーン・デュボア監督は「監督の良し悪しはチーム次第です」と同作にかかわった400人のスタッフに感謝の意を表した。ちなみに、同賞は国際アニメーション協会(ASIFA）のハリウッド支部（ASIFA-Hollywood）に所属する会員の投票によって決められる。

なお、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が長編アニメーション部門作品賞ほか3部門にノミネートされていたが、無冠に終わった。