父子のドラマにも注目　「ナイト ミュージアム」最終章、日本版予告編が公開

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［映画.com ニュース］　展示物が動き出す夜の博物館を舞台に描く、ベン・スティラー主演の人気シリーズ第3作「ナイト ミュージアム　エジプト王の秘密」の日本オリジナル予告編が公開された。迫力のアクションや思わず笑みのこぼれるユーモアに加え、親子や友情のドラマも盛り込まれている。

シリーズ最終章でもある今作では、展示物に魂を吹き込んでいたエジプト王の石板（タブレット）が魔法の力を失いはじめたことから、ラリーと仲間たちが石板に秘められた謎を解き明かすためロンドンの大英博物館で繰り広げる冒険が描かれる。世界最大級の博物館として知られる大英博物館での冒険を描くため、一般的なフットボール場の4倍以上にもなる広大なセットを建設したほか、前2作よりも多くのシーンが実際の博物館で撮影された。

予告編からは、そうしたシリーズ最大級のスケール感が伝わるほか、父と息子のドラマが描かれていることが明らかに。前2作で息子のニックにとって「良い父親」になろうと奮闘してきったラリーが、ティーンエイジャーになった息子からの子離れを迫られる姿のほか、ラリーにとって父親的存在でもあるテディ・ルーズベルトとの関係、偉大な父ファラオと向き合うことになるアクメンラーなど、父子の関係が作品の大きなテーマになっていることがうかがえる。ニックについて悩むラリーに対して、テディが温かく助言するシーンもあり、2014年に急逝したテディ役ロビン・ウィリアムズさんの最後の名演を見ることができる。

「ナイト ミュージアム　エジプト王の秘密」は3月20日から全国公開。