「乃木坂46」ドキュメンタリー映画製作決定　正統派グループの舞台裏が明らかに

(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会

［映画.com ニュース］　人気アイドルグループ「乃木坂46」のドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of 乃木坂46（仮題）」が製作され、2015年に公開されることがわかった。12月14日、東京・有明コロシアムで行われた「乃木坂46 Merry X'mas Show 2014」最終公演でサプライズ発表された。お披露目時から美少女ぞろいと評判で、正統派のアイドルグループとしてファンを魅了してきた乃木坂46だが、それゆえにこれまで公開されることは少なかった舞台裏にスポットが当てられる。

11年8月、「AKB48の公式ライバル」として誕生した乃木坂46は、その位置づけから、すでに国民的アイドルグループとして人気を獲得していたAKB48グループとの比較に常にさらされながらも、メンバーたちはひたむきに走り続けてきた。専用劇場をもたず、選抜総選挙も行わないかわりに、12年から毎年開催しているオリジナルのミュージカル公演や、6thシングル以降メンバーが固定化されていないセンターなど、AKB48では見られなかった独自路線を築き上げ、グループのカラーを作り上げることに成功。結成から3年の間に代々木第一体育館、日本武道館、横浜アリーナといった大型会場での単独コンサートを次々と成功させ、15年2月には初のドーム公演となる西武ドームでのコンサート開催が決定するなど急成長を遂げている。

映画では3年目の14年、グループの顔でもある生駒里奈がAKB48と兼任し、「SKE48」から生え抜きの人気メンバー・松井玲奈が兼任することが決まった瞬間や、ファンから期待され、一時は内定とも報じられたNHK紅白歌合戦への出場が落選となった瞬間の一部始終などが映し出され、時に傷つきあいながらも仲間を信頼して成長していくメンバーたちの姿が、華やかなステージの映像とともに描き出される。