ミラクルとサプライズに満ちた25作品が集結「第15回東京フィルメックス」開幕
2014年11月22日 20:20
[映画.com ニュース] アジア映画に着目した映画祭「第15回東京フィルメックス」が11月22日、東京・有楽町朝日ホールをメイン会場に開幕。オープニングセレモニーが同ホールで行われた。
2013~2014年に製作されたアジアの新進作家の作品によるコンペティション9本、特別招待作品10本など計25作品を上映。林加奈子ディレクターが、「25本が決まるまでには、いくつものミラクルとサプライズがあった。作り手の覚悟、勇気、愛を皆さんとご一緒しましょう」と開会を宣言した。
コンペの審査委員長を務める中国のジャ・ジャンクー監督の来日は間に合わなかったが、「審査員の方と素晴らしい作品の数々を見ることができると信じています」とビデオでメッセージ。北野武監督作品などで知られる撮影の柳島克己氏は、「1観客として長年、興味があった映画祭なので責任を感じる。映画もデジタル化が進み、これまで撮られていないような地域でも撮影が行われるようになった。そういう独創的な作品に出合えれば」と期待を寄せた。