“頭突きCM”の武田梨奈、チャウ・シンチーの「西遊記」に最敬礼！

［映画.com ニュース］　「頭突きで瓦を割る」CMで注目を集めた女優の武田梨奈が11月10日、都内で行われた妖怪アドベンチャー「西遊記　はじまりのはじまり」の公開記念イベントに登場し、「女性代表として、日本でもアクション映画を盛り上げたい」とアピール。CM効果もあり「今年だけで300枚くらい瓦を割った」といい、「頭突きの瞬間は痛くないですが、数時間後にボーっとしてくる」と苦労を語った。

「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチーが6年ぶりにメガホンをとり、誰もが知る西遊記の“はじまり”をオリジナルストーリーで描いた。後の三蔵法師となる主人公の妖怪ハンター・玄奘（げんじょう）が、平和を乱す妖怪・猪八戒を倒すため、孫悟空が閉じ込められた山のふもとを目指す。

ひと足早く映画を鑑賞した武田は、「“とんでもない”のひと言。ずっとシンチーさんの映画は見続けているが、さらにたくさんの要素が詰め込まれていて、すごさが増している」と興奮しきり。本作にシンチーは主演せず、監督業に専念しており「それでも、ユニークなキャラクターや笑いのツボなど、シンチーさんイズムを随所に感じる。新しいアクション映画のジャンルを生み出してくださった」と最敬礼だった。

この日は妖怪ハンターに扮した武田に加えて、“妖怪一発芸人”としてコウメ太夫とお笑いトリオ「オテンキ」のGO、のり、江波戸邦昌が駆けつけ、ステージ上でバトルを繰り広げた。「西遊記　はじまりのはじまり」は、日活と東宝東和が共同設立した“アジア映画最強レーベル”「GOLDEN ASIA」の第1弾作品として、11月21日から全国で公開される。