たけし等身大“コマネチ”フィギュアに大照れ「俺だったら付き合わない」
2014年10月15日 19:05
[映画.com ニュース]ビートたけしの等身大フィギュアが完成し10月15日、東京・台場のアトラクション施設「マダム・タッソー東京」でお披露目された。たけし本人も駆け付け、2000万円をかけて製作された“分身”と対面した。
等身大フィギュアはおなじみの「コマネチ」ポーズで、昨年11月に頭と顔など約150カ所を採寸。コマネチを忠実に再現するために7時間以上同じポーズをとり続けるはめになったそうで、「もともと腰が痛えなっていうのは分かっていた。営業だったら、相当もうかっていた」と毒づいた。
自前のタキシードなど衣装も提供したフィギュアの精巧な作りに、「へへへっ。もう笑うしかないな。俺が女だったら、絶対に付き合わない。死んでも嫌」と照れることしきり。それでも、「俺が死んでもコマネチは残るわけだから、恥ずかしい歴史を残すことになるけれど、まあいいや。名誉なことだから」と納得の表情を浮かべた。
同施設の別のエリアにはスティーブン・スピルバーグ監督やアーノルド・シュワルツェネッガーらのフィギュアも展示。映画監督・北野武として世界に知られる存在だが、「スピルバーグやシュワちゃんの後に、俺のところに入った瞬間に倒れるという。まあ、俺のファンも少しはいるだろうから、ゲラゲラ笑ってくれればいい」と控えめに話した。
コマネチのポーズになったことについては、「これしかないからね。火薬田ドンや鬼瓦権蔵でもいいけれど、メイクしているから誰だか分かんなくなっちゃうだろ。あとは、ほとんど放送禁止」と説明。そして、フィギュアとの“ダブル・コマネチ”ポーズを披露し、「結局、これなんだよな」と頭をかいていた。