村井良大＆新納慎也、ゾンビ映画撮影中は「スーパー銭湯の仮眠室で寝た」

［映画.com ニュース］　人気特撮ドラマ「仮面ライダーディケイド」の若手俳優・村井良大が主演したゾンビ映画「ハンガー・ゼット」が9月27日、東京・渋谷のユーロスペースで封切られ、村井をはじめグラビアアイドルの小田島渚、新納慎也、亜紗美、水谷あつし、月足直人監督が初日舞台挨拶に立った。

人類絶滅の危機にひんした世界を舞台に、食糧難から人類の家畜化を目論むゾンビと、生き残った人間の攻防を描く。村井は、ゾンビに捉えられた主人公としゆき役でゾンビ映画に初挑戦。オファーを受け、「日本でゾンビ映画ってあまりないので、ワクワクしたしどうなるんだろう」と感じたという。劇中ではアクションも披露しており、「最初は走りっぱなしのシーンもある」と話した。

新納がハードな撮影を振り返り、「辺ぴなところで撮影したのでホテルもなくて、僕と村井くんはスーパー銭湯の仮眠室で寝ました」と明かすと、村井も「あまりにも壁が薄くてチャックの音が聞こえた（笑）」と説明する。ふたりで入浴したこともあったそうで、「（クランクアップの日は）一緒に車で帰った」（新納）と仲の良さを見せた。

この日、舞台挨拶のチケットは即完売し、立ち見をふくむ170人のファンが詰めかけた。村井らキャスト陣は、新しい角度でつくったゾンビ映画」（村井）、「突っ込みどころ満載だと思うけれど、それを楽しむ映画」（新納）、「一風変わっていて、いろいろな人が楽しめると思う」（月足監督）とアピールしていた。