サンドラ・ブロック主演の政治ドラメディにビリー・ボブ・ソーントン

写真提供:アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　ジョージ・クルーニー製作、サンドラ・ブロック主演の政治ドラメディ「Our Brand Is Crisis（原題）」に、ビリー・ボブ・ソーントンが出演交渉中であることがわかった。

米Wrapによれば、クルーニーの製作会社スモークハウスと米ワーナー・ブラザースが組む新作で、「スモーキング・ハイ」のデビッド・ゴードン・グリーンが監督。主演のブロックは、製作総指揮も手がける。

「Our Brand Is Crisis（原題）」は、レイチェル・ボイントンが監督・製作・脚本を手がけた2005年の同名ドキュメンタリーをリメイクするもの。オリジナル版は、ビル・クリントンの政治顧問を務めたアメリカ人選挙参謀ジェームズ・カービルとスタン・グリーンバーグが、02年のボリビア大統領選で劣勢に追い込まれていたゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダを当選させた戦術展開を描いている。

リメイク版の脚本は、「ヤギと男と男と壁と」「裏切りのサーカス」のピーター・ストローハンが執筆。ブロックは、西部開拓時代のタフな女性ガンマン、カラミティ・ジェーンを彷彿させる、リタイアした元政治コンサルタントの“カラミティ”ジェーン・ボーダイン役を演じる。ソーントンが検討している役柄は、明らかになっていない。撮影は、今秋スタートの予定。

ソーントンは、ワーナーの新作に出演が続いている。ロバート・ダウニー・Jr.と共演した「ザ・ジャッジ（原題）」が10月10日から、人気ドラマを映画化する「アントラージュ（原題）」が来夏全米公開。