新ドラマシリーズ「ベルサイユ」ルイ14世役に「レ・ミゼラブル」俳優
2014年9月21日 21:45
[映画.com ニュース] フランスとカナダが共同制作する新テレビドラマシリーズ「ベルサイユ(原題)」の主人公、17世紀のフランス国王ルイ14世役に、「レ・ミゼラブル」(2012)のグランテール役で知られる英俳優ジョージ・ブラグデンが起用された。
ベルサイユ宮殿を舞台に、“太陽王”と呼ばれたルイ14世の若き日を描くドラマ。仏カナルプリュスとCapa Drama、Zodiak、カナダのIncendoが共同制作し、新作伝記映画「イヴ・サンローラン」(9月6日公開)のメガホンをとったジャリル・レスペール監督が演出を手がける。また、脚本とショーランナーを、サイモン・ミレン(「FBI失踪者を追え」)とデビッド・ウォルステンクロフトが務める。
「ベルサイユ」の第1シーズンは全10話の予定で、ルイ14世が28歳の青年国王だった1667年から始まり、同国王を当時の“ロックスター”として描く。「レ・ミゼラブル」では革命派の学生を演じたブラグデンだが、本作では歴史上最も名高いフランス国王に扮することになる。なお、ブラグデンはフランス語にも堪能だというが、セリフは英語になる。
米バラエティによれば、同シリーズはほか、アレクサンダー・ブラホス、ドミニク・ブラン、アミラ・カサールらが共演する。すでにベルサイユ宮殿での撮影が始まっており、2015年の放送開始を予定している。